2025年にレビューした小説一覧は
こちら。
今年「おすすめ」にした作品は三作品でした。
・
崩壊世界の魔法杖職人
・
バスタード・ソードマン
・
サイレント・ウィッチ
の
三作でした。
どれも名作でしたが、既に有名な作家さんの作品や数年前の作品なので、目新しさはありませんでした。
・崩壊世界の魔法杖職人
は、黒留ハガネさんという、既に「
世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」という傑作をものにしている方の新作。今作は確かに面白かったですが、「半ギレ」を越えているかは微妙なところ。(今作も十分面白いのだけど、「半ギレ」もとても面白かった)
黒留ハガネさんの作品は非常に面白いのだけど、ネット小説的じゃないな、とは思います。魅力的な登場人物がたくさんいるのに、深追いはしない。小説としては切りが良いけれど、読者としてはもっと読みたいことを残した状態のまま終わる。この小説の終わり方もそうですね。良い結末でしたが、主人公二人についてもっと書くべきこと、書いて欲しいことはたくさんあった。
(もちろん、国内作品でもそういう作品はたくさんありますが)海外のSFやミステリーに近い書きっぷりなのかな、という気がします。
ネット小説より、書籍としての完成度が高くなりそうな作家さんだと思うので、書籍でもっと評判になって欲しい人ですね。
と、新作はこれだけ。
・バスタード・ソードマン
は既に有名で、高評価を受けている作品。
面白かったし、読んでいるとき幸せでしたが、話題だったのはもっと昔なわけで、当時読んでおくべきでした。
・サイレント・ウィッチ
も、四半期ランキングに入ったのは2025年ですが、アニメ化して、アニメの評判が良くてランキングに入った作品。同じようにランキング入りした作品に「
水属性の魔法使い」がありましたが、それより万人受けしそうな内容で、もっとずっと有名になっていて良い作品だと思います。
非常に出来の良いライトノベルという感じでした。これくらい緊張感があり、伏線回収がしっかりしている作品は珍しいのでは。なお、本編は緊張感が過剰すぎるくらいに思えましたが、「サイレント・ウィッチ(外伝)」の緊張感はそれほどなく、良いバランスのライトノベル作品という印象でした。外伝の方がバランス良い作品だと思いますが、本編の緊張感を覚えているので、ちょっと物足りなさも感じてしまった。
……と、読んで良かったし面白かったけれど、これも既に評判の良い作品でした。まあ、評判が良い作品が良い作品とは限らないので、ちょっと遅れてしまったけれど巡り合えて良かったとは思っています。
2025年に読み始め、現在も読んでいる作品
・
異世界転生ダンジョンマスター 温泉ダンジョンを作る
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マンドラゴラに転生したけど花の魔女として崇められています。……魔物ってバレたら討伐ですか?
この二作は楽しく読んでいます。ずっと、気軽に楽しめる作品という感じ。
・
「彼を殺して私も死ぬわ!」と叫んだ瞬間、前世を思い出しました ~あれ、こんな人どうでも良くない? ~
まあまあよくできた悪役令嬢もの、という感じでしたが、最近は、前世の記憶を頼りに推理したりするパートがあって、そちらが結構よくできていると思っています。
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転生付与術師オーレリアの難儀な婚約
面白いとは思います。でも、レビューでも触れたように、付与術の設定はイマイチな気がします。申し訳ないけれど、独特な雰囲気があった「捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです」と比べてしまい、それと比べると劣る気がしてしまいます。
その他の現在読んでいる作品について
・ライブダンジョン
階層主戦が面白かった!
意外な勝利方法だったけど、それもこの作品らしかったかなと思います。
・
Re:ゼロから始める異世界生活
第九章はかなりトリッキーで面白かったです。
これくらい登場人物を絞ってくれた方が読みやすいです。
何か書きたいことがある作品はこれくらいかな。
2026年もよろしくお願いします。
あ、そういえば。
書籍化している作品には、amazonのアフィリエイトのリンクを貼っていたのですが、仕様変更で全部消えてしまっているんですよね。そういう修正もできればしたい。