(~69、第一章まで読了)
二月~五月まで四半期ランキングTOP5に入っていた作品。四半期ランキング一位も取っています。
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過労死したOLから第八王女へと転生した主人公は、スキルや加護がなかったため軟禁され、日々勉強させられる。その勉強により数字に強くなり、こっそりと帳簿や会計を最適化するようになる。そこで、縁談が舞い込み、野蛮で実力主義の隣国の皇帝と結婚させられる。隣国でも主人公は能力を発揮し、様々な無駄や不正を見抜き、皇帝から信頼されるようになる。
異世界転生ものですがその要素は薄く、虐げられていた主人公に隠れた能力があった、という系統の作品。
ファンタジーが多い「なろう」作品では、その能力が回復とか戦闘系であることが多い気がしますが、この作品では実務能力が優秀という設定。どちらかというと、ファンタジーものじゃない、現実を舞台とした作品に多い設定という気がします。
内容は、主人公の能力を生かしたワンパターン。馬鹿にされた主人公が、その能力で不正を見抜き一発逆転……のような内容が繰り返される。
ワンパターンではあるのだけど、読んでいて爽快感があるし、大体一話完結なのも分かりやすい。皆が皆、不正を行っているところなど突っ込みどころはあるけれど、「なろう」で日々読むのに良いワンパターンだと思いました。
が、だんだん皇帝がお馬鹿キャラとして扱われるようになったのはどうなんだろう。主人公夫婦の関係性でも面白くしようとしたのかもしれないが、関係が単純化し、物語が記号的になってしまったように思う。
狂言回しのキャラクターを出したのも、物語の構図は分かりやすくなったけれど、同時に単純化を招いてしまい、面白さは落ちてしまったように感じた。