「小説家になろう」2016年九月現在の累計ランキングTOP10全てをこのブログで取り上げることができたのでまとめてみます。なお、リンク先は当ブログのレビューです。
一位
無職転生 - 異世界行ったら本気だす - 異世界転生の王道的作品だが、2chの小説のような(?)ちょっとした癖がある。
二位
謙虚、堅実をモットーに生きております! 悪役令嬢転生ものの傑作。とにかく語り口が良く、読んでいて幸せになれる。
三位
八男って、それはないでしょう! 異世界転生チートもの。興味を引く題名だが、内容はそれに見合っていない。
四位
ありふれた職業で世界最強 異世界召喚ものの復讐劇。最初の暗い雰囲気は良いもののその部分は短く、それ以降はイマイチ。
五位
転生したらスライムだった件 モンスターに転生して成長していく話。単調だが王道とも言えそう。
六位
異世界迷宮で奴隷ハーレムを RPG的な世界で迷宮を攻略しハーレムを作っていく攻略日記的な小説
七位
デスマーチからはじまる異世界狂想曲 チート異世界転生もの。主人公の軽い語り口に馴染めるかどうか。
八位
蜘蛛ですが、なにか? モンスター転生もの。主人公の語り口が楽しい(可愛い)が、主人公が成長し切った後の展開は付いていくのがきつい。
九位
Re:ゼロから始める異世界生活 異世界転移ループものの傑作。主人公のウザい感じがラノベっぽい。
十位
盾の勇者の成り上がり 異世界召喚ものの復讐劇。成り上がるまでをきちんと書いているのが良いが、成り上がって以降はイマイチ。
(十一位
とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について 異世界召喚された主人公がスキル「ネットスーパー」を使って活躍する話。グルメ系。)
十一位も取り上げていたので一応十一位まで。
私が完結もしくは最新話まで読んだのは、「無職転生」「謙虚、堅実をモットーに生きております!」「蜘蛛ですが、なにか?」「Re:ゼロから始める異世界生活」「盾の勇者の成り上がり」(番外編は読んでないけど本編は最後まで読了)の五作品。このうち「謙虚、堅実をモットーに生きております!」「Re:ゼロから始める異世界生活」は読めて幸せでした。「無職転生」と「蜘蛛ですが、なにか?」も読んで良かったと思ってます。
他の作品については語らないでおきます。合う合わないもありますしね……。でも、十本作品があって、四本当たりならなかなかの高打率だと思います!
ただ、「Re:ゼロ」は凄く面白いですが、「なろう」らしさの薄い話という気もするので、オススメしたい作品はどれかというと「無職転生」「謙虚、堅実をモットーに生きております!」の二作ですね。一位と二位を推すという面白くもなんともないことになってしまいますが。
「無職転生」は書籍化はされているものの、「なろう」らしさの溢れる作品で、かつクオリティを高く保っているのが素晴らしいです。「謙虚、堅実をモットーに生きております!」もネット小説でしかありえない話でしょう。携帯小説なんかでこういう話はあってもおかしくないですが、しかしこんな高クオリティなのはないんじゃないかな。こんな幸せな作品が「なろう」で連載されたことに感謝。
次は二十位まで読めたらまたこういう風にまとめようと思っています。いつになるか分かりませんが……。
ところで、今回記事を見直していたら、異世界転生じゃないのにそう書いているものが散見され反省。確かに、召喚と転生をそれほど区別せず読んではいましたが、レビューで間違ったことを書いているのはマズいですね。すみませんでした。