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主人公以外のクラスメイトは神により異世界召喚されたのに、主人公だけスキルをもらったが現実世界に残された話。
この設定だけ見れば若干目新しいかもしれないけれど、まあ言ってみれば、現実世界でチート能力だけもらった主人公の話ですね。
この設定だと、現実世界でどういう風に異能を使うか、というのが話の焦点になりそうで、実際最初のエピソードはそういう話(+ラブコメ)でした。
異世界召喚要素が意味なくなってしまいそうだけどこういう方針でいくのかな、と思いきや、その後は、現実の方にモンスターが現れたりと、現実がファンタジー化してしまっています。
主人公の戦闘能力がいくら高くても、現実で使う機会など普通はないしねぇ。シリアスな戦争ものなんかならともかく、この小説ではそうならざるをえなかったのかな。
主人公は万能かつモテモテなので、一応妹がいじめられるような描写はあるものの、緊張感などを期待してはダメ。軽いラブコメと思えば良いのかな。
文章も、時々視点は変わるけれど、一人称の軽い文体です。あまり入り組んだ人間関係とかも出てこなそう。
どうやら、この後、召喚されたクラスメイトが話に絡んでくるようだけど、主人公が最強でモテモテ……という基本線は変わらなそうです。まあでも、こういう軽いラブコメには一定の需要はあるんでしょうか?