アース・スターノベルの企画で、「
人狼への転生、魔王の副官」著者の漂月さんと、「
私、能力は平均値でって言ったよね!」著者のFUNAさんの
対談が行われました。
「私、能力は平均値でって言ったよね!」の方はちょっと今は連載を追っていませんが、どちらも楽しみに読んでいた作品なので、その著者の対談は嬉しかった。
まず、知らなかったけれど、漂月さんは元々プロの作家だったのですね。検索すると、真慈真雄という名前で書いていたらしい。確かに、最初から文章が上手いと思っていたけど、プロだったというのは驚きました。
FUNAさんの出版に至る経緯は、以前、
活動報告を読んで知っていたのですが、作者がこんな読書家の方とは……。ただ、ハードSFを目指したというようなことを対談では言ってますが、そこは残念ながら、ですね(笑)
また、この二方とも、そんなに若い方ではないというのも驚き。特に、対談を素直に読むと、FUNAさんは結構年の方とも読める。
「人狼への転生、魔王の副官」の方は、しっかりした文章で、展開もしっかりしているのでそうでもないですが、「私、能力は平均値でって言ったよね!」は、女の子のかしましい感じが楽しい作品なので、作者も若い方だとばかり。確かに、古い作品のネタは、多少見かけた気がするけど……。
それに、凄い読書家で、24年組を含めて幅広く少女漫画を読んでいた方というのもびっくり。ヒット作を書けたのにはちゃんと理由があったということですね。「自分が執筆を始める前に「アルカディア」とか「なろう」で、60作品くらいを並行して読んでいた」というのも凄い。私はブックマークは10作程度にしていないと、どれがどれだかこんがらがってしまい、無理です。
面白いし、「なろう」からのデビューを考えている人には為になるかもしれない良い対談でした! 企画したアース・スターに感謝。