「
人狼への転生、魔王の副官」がとうとう完結しました。本編が昨年末に完結、外伝が今日完結ですね。
外伝はあまり盛り上がる部分がなく、本編に比べると物足りないところもありましたが、まあそもそも、この世界の治安が安定してしまったからしょうがないですよね。
本編で出てきたキャラクター(や子供)達の活躍を見ることができて十分楽しかったです。
この作品は作者の技量が光った作品だったと思います。
設定は「なろう」向きではあったけれども、序盤からそれほど激しい展開はなく、主人公が力よりも知力を用いて争いを解決していく様を面白く描くというのは、容易じゃなかったと思います。文章もずっと安定しており、上手いなぁ、と感心させられてばかりでした。
外伝になって、話が落ち着いてからも、飽きずに読めたのもこの作者の技量あってこそだと思います。
約二年間の連載、本当におつかれさまでした。次回作にも期待しています。