2024年にレビューした小説一覧は
こちら。
今までは、その年の四半期ランキングに入っていた小説のレビューは大体書いた上でこの記事を書いていたのですが、読み残しが8作くらいあって、すぐに追いつく感じではないので、もう書いてしまいます。
それらは順次読んでいくつもりです。現在大体二ヶ月遅れだけど、一月のうちには追いつきたい。
今年「おすすめ」以上の評価にした作品は二作品でした。
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やり直した彼らだけが後悔します。私は幸せになりますが。
をおすすめにしました。
ちょっと読み心地が悪いところはあるけれど、意欲的な設定・展開が面白い作品でした。
そして、
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グロリア・フォン・コードウェルの断罪と復讐
を非常におすすめにしました。これは名作でした。
ただ、今まで「非常におすすめ」に挙げていたのは、「おすすめ」である上、さらに、大きく心を揺さぶられるような部分があったような作品でした。この作品は良い作品ではあるものの、そういう衝撃はなかった。
とはいえ、どこを切り取っても面白いし完成度が高く、衝撃的な箇所こそないけれどずっと刺激的な内容が続くことを考えたら、非常におすすめにして良いんじゃないか、と考えました。ここ数年「おすすめ」にした作品を見返してみても、これに比肩するようなものはなかったしね。
それ以外で今年読み始め、今も読んでいる作品は、
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幸運の初期値が異常に高かった高校生が、缶詰ガチャで手に入れたスキルを使って現代ダンジョンで最強になる物語【LF年間1位】
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左遷錬金術師の辺境暮らし ~元エリートは二度目の人生も失敗したので辺境でのんびりとやり直すことにしました~
です。
うーん、どちらもそれほど面白いわけじゃないけど、やめたいという気持ちは起こっておらず、更新があると嬉しいと思える程度には楽しんでいます。
その他、現在読んでいる作品について。
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ライブダンジョン
「小説家になろう」での完結後は、それほど盛り上がるシーンはなかったと思っているけど、最近の展開は面白い。これからどうなるか楽しみ。
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捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです
ずっと面白い。もっともっと辛い展開になってもおかしくないのにならないが、その不穏さが面白いという、抑制がきいた不思議な小説。
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無能才女は悪女になりたい~義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない~
これ、序盤はそんなに面白くなかったのに、読み進めるにつれ面白くなり、今も面白い。序盤でやめるか迷った作品で、やめなくて良かったと思えるものは珍しい。
こんなところか。
あとは、
・呪印の女剣士
の連載が止まってしまったのが悲しい。もう半年も更新されていないのか。連載再開することはあるんでしょうか。