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  <title type="text">「小説家になろう」レビューブログ</title>
  <subtitle type="html">「小説家になろう」作品のレビューをするブログ。おすすめ作品まとめ。五段階で評価しています。「小説家になろう」総合ランキングで四半期ランキングベスト5に入った作品を主に扱っています。それ以外は自分の趣味に合いそうなものを適当に。レビューした小説一覧は「カテゴリ」一番上にあります。リンクフリーです。</subtitle>
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  <updated>2015-08-20T13:52:39+09:00</updated>
  <author><name>てぃるる</name></author>
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    <published>2026-06-18T01:52:48+09:00</published> 
    <updated>2026-06-18T01:52:48+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　まあまあ" label="小説レビュー　まあまあ" />
    <title>【電子書籍化決定】夫が戦場から手紙を送ってくるのですが内容が献立の相談しかありません</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（完結済み短編）<br />
<br />
三月～五月に四半期ランキングTOP5に入っていた作品。<br />
<br />
<a href="https://ncode.syosetu.com/n2705lv/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n2705lv/</a><br />
<br />
主人公は政略結婚で嫁ぐが、その翌日に夫が出征。夫は戦場から料理の相談の手紙ばかり送ってくる。<br />
<br />
結婚した後、数日後に夫が戦場に行ってしまう、というのは「小説家になろう」でしばしば見られる設定。その後、夫が浮気するような展開が多いが、本作では夫との手紙での交流を描く。<br />
<br />
戦場に行った夫はなぜ料理の相談の手紙ばかり送ってくるのか？　という一種の謎解きもの。結構きれいな解決で、よくできた短編だと思う。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>てぃるる</name>
        </author>
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    <published>2026-06-17T18:59:09+09:00</published> 
    <updated>2026-06-17T18:59:09+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　まあまあ" label="小説レビュー　まあまあ" />
    <title>脇役転生したからチート主人公の腰巾着しようと思った</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（完結済み短編）<br />
<br />

<div>二月に四半期ランキングTOP5に入った作品。この作品に関する小話などが別に投稿されています。連載版もあるもののあまり更新されてないよう。<br />
<br />
<a href="https://ncode.syosetu.com/n6485ll/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n6485ll/</a><br />
<br />
主人公は異世界の侯爵家の長男へと転生。容姿が良かったためチートハーレムものの主人公に転生したと思ったが、実際は自分にチートはなく、幼馴染の兄ちゃんがあまりに強かったため彼こそチートだと思い込む。そんな日々穏やかに暮らしていたら、娘が婚約破棄を言い渡され、自分が悪役令嬢の父親だったと気付き、急遽、反乱を企てる。<br />
<br />
主人公の独特の語り口が面白い作品。<br />
主人公が異世界転生についてどう捉えていたかが語られた後、現在に至る背景が語られる、という構成も良い。事件そのものを語るのではなく、その周囲の人々の心情などによりストーリーを浮かび上がらせていくのが上手い。<br />
<br />
一人称で、主人公の生の声をそのまま書いたような語り口のため、分かりにくい箇所もある。が、この荒々しい語りがストーリーを深く切り出しており、良くできた短編でした。<br />
<br />
なお、長編版の第二話（最新話）はこの短編ほど上手くいっていない気がしました。まだ物語の全容を書き切ったという感じではないけれど、短編としてまとまっていたのかな、という印象。あと、主人公視点（短編の最初の視点）での語り口が良かったので、他の登場人物視点だと違和感がある気もした。</div>]]> 
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    <author>
            <name>てぃるる</name>
        </author>
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    <published>2026-06-17T17:58:50+09:00</published> 
    <updated>2026-06-17T17:58:50+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　イマイチ" label="小説レビュー　イマイチ" />
    <title>【連載版】加護なしの第八王女は、前世が社畜だったので王宮生活がイージーモードにしか見えない</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（～69、第一章まで読了）<br />
<br />
二月～五月まで四半期ランキングTOP5に入っていた作品。四半期ランキング一位も取っています。<br />
<br />
<a href="https://ncode.syosetu.com/n8005ls/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n8005ls/</a><br />
<br />
過労死したOLから第八王女へと転生した主人公は、スキルや加護がなかったため軟禁され、日々勉強させられる。その勉強により数字に強くなり、こっそりと帳簿や会計を最適化するようになる。そこで、縁談が舞い込み、野蛮で実力主義の隣国の皇帝と結婚させられる。隣国でも主人公は能力を発揮し、様々な無駄や不正を見抜き、皇帝から信頼されるようになる。<br />
<br />
異世界転生ものですがその要素は薄く、虐げられていた主人公に隠れた能力があった、という系統の作品。<br />
ファンタジーが多い「なろう」作品では、その能力が回復とか戦闘系であることが多い気がしますが、この作品では実務能力が優秀という設定。どちらかというと、ファンタジーものじゃない、現実を舞台とした作品に多い設定という気がします。<br />
<br />
内容は、主人公の能力を生かしたワンパターン。馬鹿にされた主人公が、その能力で不正を見抜き一発逆転&hellip;&hellip;のような内容が繰り返される。<br />
ワンパターンではあるのだけど、読んでいて爽快感があるし、大体一話完結なのも分かりやすい。皆が皆、不正を行っているところなど突っ込みどころはあるけれど、「なろう」で日々読むのに良いワンパターンだと思いました。<br />
<br />
が、だんだん皇帝がお馬鹿キャラとして扱われるようになったのはどうなんだろう。主人公夫婦の関係性でも面白くしようとしたのかもしれないが、関係が単純化し、物語が記号的になってしまったように思う。<br />
狂言回しのキャラクターを出したのも、物語の構図は分かりやすくなったけれど、同時に単純化を招いてしまい、面白さは落ちてしまったように感じた。]]> 
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    <author>
            <name>てぃるる</name>
        </author>
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    <published>2026-06-16T07:07:44+09:00</published> 
    <updated>2026-06-16T07:07:44+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　まあまあ" label="小説レビュー　まあまあ" />
    <title>もし、社畜が異世界の第三王子に転生したら【連載版】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（～75まで読了） <br />
<br />
二月～六月はじめまで四半期ランキングTOP5に入っていた作品。五月ごろは四半期ランキング一位になっていました。<br />
<br />
<a href="https://ncode.syosetu.com/n0063lr/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n0063lr/<br />
</a> <br />
主人公は、高熱で倒れ、異世界の第三王子に転生。責任は重くなく、期待されていない立場のためのんびりと暮らそうとする。しかし、無理な事業計画を差し止めたり、無駄や不正をなくすための指示を出したりしたことにより徐々に評判は上がっていく。<br />
<br />
異世界転生、内政もの。<br />
のんびり暮らすことを目指した主人公が、堅実に几帳面に仕事をこなし、少しずつ国を良くしていく。<br />
<br />
異世界転生ものらしく、元の世界の知識を利用して衛生面などの改善を行う部分もあるのだが、それ以上に主人公の優秀さが際立っている。しっかりと調査をし、的確に指示をする様子が淡々と描かれる。物語としての起伏は少ないが、主人公が要領よく仕事をこなし、周囲もそれに応えていく様子が心地よい。<br />
<br />
とはいえ、上手くいきすぎだとは思う。<br />
主人公の指示は的確ではあるが、主人公一人の指示で解決されてははおかしいようなことも結構あっさり解決されていく。そういう意味ではちょっと無理な展開もあるのだが、それを、この作品の淡々とした語り口で説得力を持たせているように思う。<br />
「論語」で「子曰く&hellip;&hellip;」と言われると、孔子がちょっと変なことを言っていても正しいことを言われているような気がしてしまうような、そんな説得力と面白みがあった。]]> 
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    <author>
            <name>てぃるる</name>
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    <id>til.blog.shinobi.jp://entry/535</id>
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    <published>2026-05-12T04:53:14+09:00</published> 
    <updated>2026-05-12T04:53:14+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　まあまあ" label="小説レビュー　まあまあ" />
    <title>微睡みの上に花は咲く～大規模異世界転移、掲示板つき～</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（～55、完結済み。最後まで読了）<br />
<br />
二月に四半期ランキングTOP5に入っていた作品。秋頃に続編も連載予定とのことです。<br />
<br />
<a href="https://ncode.syosetu.com/n6753le/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n6753le/</a><br />
<br />
主人公は大規模異世界転移に巻き込まれる。神から希望する能力を聞かれ、転移者だけが利用できる匿名掲示板を希望したら受け入れられ、少し幼い姿で迷宮の中へ転移することに。三年間その迷宮から脱出できずにいたが、掲示板である程度この世界の情報を得ていた。そこに、怪我を負った魔術師が現れ、彼を助けたことで親しくなる。捨てられたと身分を偽り、彼に助けられて迷宮の外へ。主人公の力が優れていると分かり、冒険者として活動を始める。<br />
<br />
集団転移ではあるが、チート的な能力は少ない。転移者同士の関わりも少なく、転移者同士でつるんでいるデメリットも語られている。<br />
<br />
転生者のみが掲示板を使えるという、結構ぶっとんだ設定にもかかわらず、抑制がきいている印象。掲示板でも無秩序に語られているという感じはなく、情報交換の場としての機能が大きそう。<br />
<br />
主人公は淡々としているし物語も落ち着いたまま進んで行く。そこそこシリアスで、この都市を巻き込むような事件に関わるのだが、それでも落ち着いて物語が進行していくのが特徴。しようと思えばもっと大きな話にできそうだし、もっとハラハラさせるようにもできそうなのだが、そう描かないのが面白い。<br />
最後まで、主人公の個人的な事件であり、物語であるかのように描いている。<br />
<br />
この世界や主人公を描き切っているという感じはせず、ちょっと物足りなさはあるものの、世界観も、主人公が関わる事件も、主人公の視点やその描き方もちょっと独特で魅力のある作品でした。]]> 
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    <author>
            <name>てぃるる</name>
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    <id>til.blog.shinobi.jp://entry/534</id>
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    <published>2026-05-12T04:19:29+09:00</published> 
    <updated>2026-05-12T04:19:29+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　イマイチ" label="小説レビュー　イマイチ" />
    <title>【書籍化】辺境の【杖職人】が、自分の作る魔法杖は世界最高だと気付くまで ～</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（～54、第二章まで読了）<br />
<br />
一月～四月に四半期ランキングTOP5に入っていた作品。正式な題名は、「【書籍化】辺境の【杖職人】が、自分の作る魔法杖は世界最高だと気付くまで ～「魔力ゼロ、愛想もない」と婚約破棄された私が、帝都でひっそり店を開いたら、いつの間にか国中の英雄が並ぶ行列店になっていました～」です。<br />
<br />
<a href="https://ncode.syosetu.com/n9623lp/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n9623lp/</a><br />
<br />
昔ながらの職人として工房で杖を作っていた主人公。だが、彼女の仕事の遅さに婚約者である商会の跡取り息子は苛立ち、婚約破棄と立ち退きを命じられる。帝都に行き、ツテのあった杖屋でテストを受けて認められたため、店を任されることに。そこにやってきたお客第一号の帝国軍魔導師団長は、その強大な魔力のため合う杖が見つけられないでいたが、主人公の技術により彼に合った杖を手に入れる。このことから店は評判になり、二人の恋も始まる。<br />
<br />
婚約破棄された女性が自分の職人としての能力で生きていく話。<br />
この手の話では、どうやって生計を立てていくかなど、主人公の自立が語られるのが定番だが、この作品ではその部分をほとんど書いていないのが特徴的。そういうテーマは省いて、婚約破棄に伴う復讐や、主人公の高い能力、ラブコメに力を入れたということだろう。<br />
<br />
ただ、主人公を職人として描いている部分はイマイチ。<br />
色々と説明はあるのだがチート能力のようにしか見えない。また、そんな凄い能力ならなぜこれまで認められていなかったのか、元婚約者が簡単に追放してしまったのかという説明も不足していると思う。<br />
<br />
なので、この話のメインは、奥手な男女のラブコメだろう。<br />
この部分は結構上手く書けていると思うし、楽しく読んだ。とはいえ、ラブコメの定番シーンを上手く書いているというだけで、特筆すべき程ではないとも思う。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>てぃるる</name>
        </author>
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    <id>til.blog.shinobi.jp://entry/533</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://til.blog.shinobi.jp/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%80%80%E3%81%BE%E3%81%82%E3%81%BE%E3%81%82/%E6%84%9B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E5%BD%93%E3%81%A6%E9%A6%AC%E5%A6%BB%E3%81%AB%E8%BB%A2%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%80%81%E8%AA%AD%E8%80%85%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E6%8E%A8%E3%81%97%E3%81%AE%E7%89%A9" />
    <published>2026-05-11T18:54:10+09:00</published> 
    <updated>2026-05-11T18:54:10+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　まあまあ" label="小説レビュー　まあまあ" />
    <title>愛されない当て馬妻に転生したので、読者として推しの物語を堪能することにした。</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（短編。連載版は<a href="https://ncode.syosetu.com/n0223ly/" title="">こちら</a>）<br />
<br />
一月～三月に四半期ランキングTOP5に入っていた作品。<br />
<br />
<a href="https://ncode.syosetu.com/n0372ln/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n0372ln/<br />
<br />
</a>貧乏貴族だった主人公は、父親から政略結婚の相手を紹介されたとき、前世の記憶と、ここが小説の世界だということを思い出す。小説の中で自分は愛されない当て馬妻だったので、その役割を果たしながら、推しである夫の物語を楽しもうとする。<br />
<br />
転生した主人公が夫に愛されないことを受け入れて生きる作品はたくさんあるけれど、この作品では一読者として、それも夫を推していこうとするのが面白い。その性格を生かしたコメディに上手く仕上がっていると思う。特に、冒頭の書きっぷりは上手い。<br />
<br />
と、物語の始まり方としてはそこそこ面白いが、続きもありそうな短編作品で、この長さで評価はし辛い<br />
なお、連載版も2冊目まで読んだけれど、この短編ほどは盛り上がっていないように感じた。]]> 
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    <author>
            <name>てぃるる</name>
        </author>
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    <id>til.blog.shinobi.jp://entry/532</id>
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    <published>2026-03-05T07:34:11+09:00</published> 
    <updated>2026-03-05T07:34:11+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　まあまあ" label="小説レビュー　まあまあ" />
    <title>風の唄</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（～40、完結済み。最後まで読了）<br />
<br />
<a href="https://til.blog.shinobi.jp/%E3%80%80/2024%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%83%BB%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81_528#comment1" title="">コメント</a>で紹介してもらった作品。<br />
<br />
<a href="https://ncode.syosetu.com/n5786gp/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n5786gp/</a><br />
<br />
主人公は美しいが不真面目な王女。母である女王の跡を継ぐはずだったが、真面目な妹に継がせる方が良いと母に判断され、政略結婚で遠くの国の王に嫁ぐことになる。しかし、その途中で魔物に襲撃され青年に救われる。そして、嫁ぎ先が陥落されたと知り、その青年とともに故郷の国を目指す旅に出る。<br />
<br />
衝撃的な始まり方だが、それ以降は、故郷を目指す旅の途中の色々な村や街での出来事を描いていく。紀行的、連作短編に近い作品。<br />
<br />
その各街での一つ一つの物語はどちらかといえばありふれた展開なのだが、とはいえ、教訓譚にまとまってはおらず、主人公たち二人の性格が反映されたものになっているのが良い。主人公が酒飲みというのが良い味を出している。<br />
<br />
また、予想外の展開というわけではないのだが、今までの旅での登場人物を上手く収束された結末は良かった。<br />
各章ごとに見ると物足りなさを感じるものもあったけど、全体としては上手くまとまった作品、という印象。<br />
<br />
<br />
なお、この作品は英語なしという縛りで書かれていて、各話のあとがきでしばしばそのことに触れている。<br />
ただ、私にはそれほど大きな縛りに思えず、異世界作品だから英語を使わない、というこだわりもよく分からなかった。異世界では別の言語が使われているはずなのだから、何語で書いても良いんじゃないの？]]> 
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            <name>てぃるる</name>
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    <published>2026-03-05T07:32:46+09:00</published> 
    <updated>2026-03-05T07:32:46+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　まあまあ" label="小説レビュー　まあまあ" />
    <title>じゃあ俺だけネトゲのキャラ使うわ　～数多のキャラクターを使い分け異世界を自由に生きる～</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（～128、第八章まで読了）<br />
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<a href="https://til.blog.shinobi.jp/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%81/%E4%BF%BA%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%8C%E3%83%A2%E3%83%96%E3%81%A7%E3%82%82%E3%80%90%E5%BB%83%E4%BA%BA%E3%80%91%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%81%B0%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%93#comment1" title="">こちらのコメント</a>で紹介してもらった作品。<br />
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<a href="https://ncode.syosetu.com/n3749kd/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n3749kd/</a><br />
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主人公は修学旅行の途中、マイクロバスごと異世界に転移させられ、そこに現れたダンジョンマスターに十文字までの願いごとを叶えてくれると言われる。一緒に転移した生徒たちにだまされ一人取り残されたが、「ネトゲの自キャラにして」という願いが受け入れられる。その願いのおかげで、最強になった上、ネトゲで使っていた大量のキャラクターが使えるようになる。自分を召喚した王国を不信に思ったため、知り合った獣人の女の子とともに隣国へ行き、そこで活躍を始める。<br />
<br />
異世界転移もの。<br />
ネトゲのキャラ、それもゲームで育てた多数のキャラが使えるという設定は珍しいか。単純にそれらのキャラが使えるというだけでなく、各キャラごとに自我があり、主人公が影響を受けたりもするというメタ的な設定もある。<br />
<br />
主人公がチート能力で活躍し、地位を上げていくタイプの作品だが、主人公の能力がずば抜けている割に派手な展開は少なく、一つ一つの事件を丁寧に描き、少しずつ世界観や、国同士の関係が分かってくる&hellip;&hellip;という書きっぷりが特徴的。様々な人間をしっかり描いており、じっくり読める内容になっている。相棒の獣人も可愛い。<br />
<br />
ただ、一番の特徴は主人公が色々なキャラを使えるというところだろう。性別もステータスの特徴も違うキャラを使うことで、主人公一人の視点であるにもかかわらず、様々な交流が生まれ、異なる視点を体感できるのが面白い。<br />
<br />
が、この設定が問題を産んでいるとも思う。<br />
私が読んだ範囲では、主人公は、複数キャラを使えるということを相棒の獣人以外に明かしていない。しかし、複数のキャラが同時に存在しえないので、周囲に不自然な説明をすることになる。それで矛盾が起きているというわけではないのだけど、ちょっと無理があるのでは、と感じるところもあった。<br />
また、各キャラごとに自我があるという設定は面白いのだが、それが物語の進行にはほぼ関係しないのでまどろっこしくもある。<br />
<br />
面白い点は色々あるけれど、テンポはゆっくり目の作品だと思うので、じっくり読みたい人におすすめ。<br />
紹介してもらったコメントでは、展開は王道だけどテンポが良いとあるので、結構違う感じ方をしてそうです。]]> 
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            <name>てぃるる</name>
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    <published>2026-03-05T07:29:48+09:00</published> 
    <updated>2026-03-05T07:29:48+09:00</updated> 
    <category term="小説レビュー　まあまあ" label="小説レビュー　まあまあ" />
    <title>悪の令嬢と十二の瞳</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[（～31、完結済み。最後まで読了）<br />
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<a href="https://til.blog.shinobi.jp/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%80%80%E3%81%BE%E3%81%82%E3%81%BE%E3%81%82/%E3%80%8C%E5%BD%BC%E3%82%92%E6%AE%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E7%A7%81%E3%82%82%E6%AD%BB%E3%81%AC%E3%82%8F%EF%BC%81%E3%80%8D%E3%81%A8%E5%8F%AB%E3%82%93%E3%81%A0%E7%9E%AC%E9%96%93%E3%80%81%E5%89%8D%E4%B8%96%E3%82%92%E6%80%9D%E3%81%84%E5%87%BA#comment1" title="">こちらのコメント</a>で紹介してもらった作品。「<a href="https://til.blog.shinobi.jp/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%80%80%E3%81%BE%E3%81%82%E3%81%BE%E3%81%82/%E8%AA%B0%E3%81%8C%E5%8B%87%E8%80%85%E3%82%92%E6%AE%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%8B" title="">誰が勇者を殺したか</a>」の駄犬さんの作品です。<br />
<br />
<a href="https://ncode.syosetu.com/n0851ij/" title="" target="_blank">https://ncode.syosetu.com/n0851ij/</a><br />
<br />
主人公の公爵令嬢は学院の卒業パーティーで婚約破棄の宣告を受け断罪される。聖女に対する悪質な嫌がらせを行ってきたからだが、主人公はそれを悪いことと思っておらず、無実を主張。その結果死罪になったため、有能な部下が足りなかったと深く反省。そして、なぜか赤ん坊から人生をやり直すことになり、召使を味方にするため慈悲深い演技をする。また、10才の誕生日には孤児院に向かい、問題児たちを従者とし、彼らを厳しく訓練する。<br />
<br />
悪の令嬢断として死罪になった主人公が赤子からやり直す話。<br />
主人公は反省するが、反省して良い行動を取ろうとするのではなく有能な部下を作ろうと試みる。そして、その行動もちょっとずれていたため、予想しなかった評価を受けていく。<br />
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いかにも悪の令嬢っぽい主人公の口調・文体と、そこから出てくるちょっとずれた命令と結果が面白い。主人公自身が意図してやっている部分もあるので勘違いものというとちょっと違うけれど、勘違いものに近い面白さで物語を引っ張っていく。<br />
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終盤の伏線回収も上手い。<br />
この作者はプロットを立てるのが非常に上手で、ループものの良さを十全に引き出した結末を用意している。<br />
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ただ、この結末に至るまでの主人公の性格の変化は十分に描かれていたとは言えないと思う。結末は面白いのだが、そこへ至る流れはやや書き急いでいる感じがしたし、クライマックスの主人公の行動にもやや違和感を感じた。<br />
それに比べて、従者視点の内容には重複が多い気がした。この部分を読むことで主人公に関する別の側面が見えたりすると面白いと思うのだが、あまりそういう差を感じなかった。<br />
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プロットや文体は非常に良く、面白く読んだのだけど、中盤以降の主人公の描き方は雑な感じもしてしまった。<br />
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なお、結末の後の部分は蛇足にしか思えませんでした。]]> 
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