捨てられ転生幼女はもふもふ達の通訳係

（～105、最新話まで読了）

二月ごろ四半期ランキングTOP5に入っていた作品。

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双子だったため忌み子として捨てられた少女は、隣国の騎士団の団長に拾われる。彼女は神獣である動物たちと話せるという能力を持っていたため重用され、神獣たちと仲良くなっていく。また、主人公自身はその記憶を守護霊のものと思っているが、転生者だった。

導入はシリアスだが、幼い主人公が可愛く育っていき、神獣と呼ばれる動物たちと仲良く遊んでいるのを眺める……というのが主だった内容。主人公は成長し、様々な神獣や人間と親しくなっていくが、基本的には幼いまま描写されている。

結構シリアスな世界のようだが、そんな幼い主人公の周囲を中心に話が進むため、大体常時ほんわかとした雰囲気で、その雰囲気を楽しめればこの小説を楽しめると思う。ストーリー自体は、平板ではないがそれほど面白い事件が起きたりもしないが、ほんわかな雰囲気とうまくバランスが取れた内容になっている。

ただ、現在の最新話付近ではちょっと重い内容を扱おうとしているようで、うまくバランスが取れるのかやや疑問。